乾燥ローヤルゼリーのメリットとデメリット
「ローヤルゼリーに含まれる栄養素を損なうことなく摂取するには、加工されていない新鮮な生ローヤルゼリーを食べるのが一番多いことでしょう。しかしながら、実際には加工された乾燥ローヤルゼリーが注目され人気を集めています。
生ローヤルゼリーのデメリットを改良した乾燥ローヤルゼリー
蜂の巣から採取したそのままを瓶詰した生ローヤルゼリーは、確かに新鮮で高い栄養価を持っています。豊富な栄養素を損なうことなく摂取できるメリットはありますが、酸味のある独特な味や香り、長期間の保存や持ち運びができないなどの問題がありました。
乾燥ローヤルゼリーは、これらの問題を解消したローヤルゼリーです。
乾燥ローヤルゼリーのさまざまなメリット
独特な酸味が軽減により摂取しやすくなる
生ローヤルゼリーを乾燥させることで、独特な酸味の軽減に成功。
完全に残っていない訳ではありませんが、酸味や香りが減少することで摂取がしやすくなります。
持ち運びができる
乾燥ローヤルゼリーは、粉末をカプセルに納めたサプリメントタイプが多いため、持ち運びがしやすいという利点があります。瓶で保管の生ローヤルゼリーとは異なり、外出先で摂取できる利便性が向上。
長期間および常温での保管が可能
生ローヤルゼリーは、原則的に冷蔵庫または冷凍庫の保管が必要です。常温では、酸化の影響で品質が劣化、豊富な栄養素も破壊されます。また、生もののため、低温下の保管においても瓶を開けたあとは早めの摂取が要求されます。
これに対し、乾燥ローヤルゼリーは消費期限が長く設定され、直射日光などに注意すれば常温での保管も問題ありません。
デメリットは栄養価の違い?
乾燥ローヤルゼリーのデメリットを強いてあげるならば、生ローヤルゼリーと比較したときの栄養価の違いでしょう。
以前の乾燥ローヤルゼリーは、乾燥時の熱処理のため多くの栄養素を失っていました。このため、採取したそのままを摂取する生ローヤルゼリーとの栄養価は大きな開きがありました。
しかし、栄養素を失う熱の問題は、現在は「昇華乾燥法」を用いることで解決されています。真空内で瞬間冷凍させるため栄養もほぼそのまま残り、栄養価の問題が解消されている製品が多く開発されています。