ローヤルゼリーって何?

ローヤルゼリーの歴史

成分に含まれる豊富な栄養素で、健康維持や美容効果とさまざまな効果をみせるローヤルゼリー。サプリメントや健康食品、化粧品として身近な存在となっていますが、どのような歴史を辿ってきたのでしょう。

ローマ法王が認めた史実に残るローヤルゼリーのはたらき

ローヤルゼリーの歴史的トピックといえば、1954年にローマ法王を救った一件でしょう。ここから、ローヤルゼリーが有名になり世界的に広がったといえます。

当時80歳のローマ法王・ピオ12世が肺炎を患い危篤状態へ。ローマ法王といえば、すべてのカトリック教徒の頂点に立つ存在です。主治医のガレアジー・リシー博士を筆頭にあらゆる治療法が施されましたが、回復の兆しはあらわれませんでした。

認可されたばかりのローヤルゼリーを投与・奇跡の回復へ

当時のローヤルゼリーは、現在のような健康食品ではなく、認可されたばかりの医薬品として扱われていました。悪化する病状に対して、最後の手段としてローヤルゼリーを投与奇跡的な効果をあらわし継続的な投与の結果、元の状態にまで回復をみせます。

後の1958年、国際養蜂会議においてローマ法王から感謝の意が述べられました。ミツバチを「神の小さな創造物」と称し、「私はローヤルゼリーのおかげで命が救われた」と演説。この一連の出来事は、世界中に広がりローヤルゼリーは多くの人に認知されました。

ローヤルゼリーの登場はアリストテレスの時代から

ローマ法王を回復させたローヤルゼリーの登場は、現代から約2400前の古代ギリシャへとさかのぼります。「濃厚な蜂蜜に似た淡黄色の柔らかいもの」という記述が哲学者アリストテレスの「動物誌」にあり、ローヤルゼリーを示しているとされています。

呼称は今から約200年前から

それまでどのような名前で呼ばれていたかは不明ですが、「ローヤルゼリー」と呼ばれるようになったのは、今から約200年前のことです。ミツバチ研究家のフランソワ・ユベール氏の出版物「蜜蜂の新観察」で使われた「ゼレー・ロワイヤル」の記載が始まりとされています。

身近な存在としてのローヤルゼリー

医薬品としてローマ法王を救い、世界三大美女の一人であるクレオパトラも愛用したとされるローヤルゼリー。長い歴史を巡り、現在はさまざまな効果を持つ身近な存在として知られています。

豊富な栄養素を気軽に摂取できるサプリメント、美肌効果を持つ化粧品などが挙げられ、生活習慣病予防や体調管理、アンチエイジングと幅広いニーズに対応しています。

(引用元)
ローヤルゼリーはいつ頃からあるの?
http://www.supporter2.jp/6.html
ローヤルゼリーの歴史とは
http://snowwhite-movie.jp/07.html
ローヤルゼリーの歴史
http://www.asktaco.com/9.html
古代から重宝されていたローヤルゼリー
http://www.cerg.org/ancient.html